2024年10月5日(土)〜10月15日(火)にかけて、「第6回ソニックガーデンキャンプ」をオンラインと軽井沢の宿泊施設の両方を用いて開催しました。
合計5名が参加し、2泊3日という限られた合宿期間で、合計2つのアプリができあがりました。
この開催レポートでは、第6回キャンプの様子を、参加者に終了後とったアンケートを引用しつつ紹介していきます。
今回のキャンプのタイムライン
事前準備
事前学習
- Railsチュートリアルや、運営で用意した課題に沿ったアプリ開発など、参加者の技術力に合った課題に取り組みました。
- 渡された課題のクリアを開発合宿への参加条件としました。
進捗共有会
- 参加者全員が課題をクリアできるよう、近況報告や質問ができる進捗共有会を毎週行いました。
勉強会
- 参加者が集まって学習したり技術の話をしたりする勉強会を実施しました。
ご飯会
- オンラインでご飯を食べながら雑談をし、合宿まで参加者やメンターで親睦を深めました。
キックオフ
合宿の説明
- 合宿が行われる場所やタイムスケジュール、食事等についての説明を行いました。
- 開発を一緒に行うチームと、開発するアプリの要件、発表会の詳細に関する発表も行いました。
環境構築
- 開発にむけて環境構築をメンターと共に行える時間をとりました。
アプリの構想
- アプリの仕様やデータベースの設計など、コーディングに着手するまでに決めることをチームで話し合いました。
軽井沢での開発合宿(二泊三日)
チェックイン 10/12 11:00~11:30
- 参加者やメンター、運営とリアルで初めての顔合わせ機会として、改めての自己紹介や、合宿への意気込みを発表しました。
オリジナルアプリ開発
- 1チーム、2〜3名とメンター1名で開発をしました。
- 開発は主に9:00〜17:30の間に行われました。
- 今回は「Fly.io上で誰でも利用できる状態に仕上げること」というルールのみが提示され、自由なテーマの中で各チームで協力し、1つのオリジナルアプリを開発しました。
ふりかえり 毎日17:00~18:00
- 夕食前に、開発の進め方などをチームのメンバーとふりかえる時間をとり、チーム同士で共有してみんなでフィードバックを行いました。
チェックアウト 10/14 17:00~17:30
- 最終日にみんなで感想を共有し、キャンプの修了証書を授与しました。その後夕食をかねた打ち上げを行いました。
最終日
アプリ発表会 19:00~20:00
- 事前に発表スライドとアプリデモを準備し、社内のプログラマが見守る中で各チーム15分間の発表を行いました。
- 発表中はzoomのチャットで「トップページがおしゃれ」「臨場感あふれるデモ」といったコメントが投稿され、大いに盛り上がりました。
- 発表会を視聴していた社内のプログラマからレビューをもらい、発表会終了後に参加者に内容が共有されました。
ふりかえり会 20:00-20:30
- 参加者が「キャンプで学んだこと」を話した後、メンターや運営メンバーからメッセージが伝えられました。
開発されたアプリの紹介
Haiky(チーム:サンケ)
詠んだ俳句をシェアするアプリ
● 詠んだ俳句を投稿して他のユーザーに共有できる
● 俳句を詠む際に使用する季語をランダムで指定してくれる
● 季語によっていいねが多い俳句をランキングで表示する
開発メンバー(学生or既卒/プログラミング学習歴)
- Aoi(文系学部 4年生/入学後情報系の講義を履修)
- takagi(情報系学部 3年生/情報系高校2年から3年間学習中)
- Yuki(文系学部 1年生/独学で3ヶ月間学習中)
アプリ開発の感想
Aoi
難しい状況があってもチームメンバー同士が協力し合いながら開発を行い、日々振り返りをしっかり行い次に活かしていけたことが良かったと思います。
takagi
それぞれがそれぞれの良さを活かして協力することができ、非常に良い刺激になりました。
Yuki
モチベーションの高い仲間と集まり刺激をもらえたことがよかったです。
PomoCall(チーム:variables)
ポモドーロタイマーを共有しながら作業通話するアプリ
● ルームを作成してメッセージのやりとりができる
● 複数人のルームメンバーと通話ができる
● 同期したポモドーロタイマーによって、ルームで休憩・作業時間を共有できる
開発メンバー
- aoki(既卒 1年目/情報系学部の頃から5年間学習中 プロダクト開発経験あり)
- takaho(文系学部 4年生/5年前から独学で学習中 実務経験約1年)
アプリ開発の感想
aoki
発表会を見据えて、本番での動作確認や、必須機能を重点的に開発できたことがよかったです。
takaho
ポモドーロ機能の実装が難しいと知った時、最初私は妥協案を考えていましたが、チームで妥協することなく実装方法を模索できたことで刺激を得られました。
合宿の様子
学びの声
Aoi
最初は不安でしたが、まわりの環境に支えられながら完走できたことは、本当に勇気を出して参加してよかったと思いました。
takagi
プログラムを書くといったことのみならず、物事の進め方やチーム開発についても多くの学びを得られた期間でした。
Yuki
全員が真剣に取り組む姿からモチベーションもすごく高まったので、合宿で集えて良かったです。
takaho
外にエンジニアのコミュニティを持ちたい、という自分の目的を、同期の参加者に出会えたこと、ソニックガーデンという魅力的な会社を知れたことで達成できました。
aoki
チームの雰囲気、別チームも含めたアプリ開発中の一体感など、一人での開発では味わえなかった空気がありました。
次回キャンプは2025年3月頃を予定しております。事前案内メールはこちらのフォームよりお申し込みいただけます。