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第4回ソニックガーデンキャンプ参加者インタビュー #1

2023年8月14日(月)〜9月8日(金)にかけて、「第4回ソニックガーデンキャンプ」が開催されました。大学生が9名、既卒(社会人経験あり)が4名、ソニックガーデン若手社員4名、合計17名が参加しました。

参加者13名をグループに分けてインタビューを実施。今回は、3名の方にお話を伺っています。

ソロ開発に挑んだmaekoさんと、同じチームで開発を進めたsinagakさん、yanagiさん。それぞれの立場から得た学び、具体的に成長できたと実感する部分など、当時を振り返ってお話しいただきました!


<参加者紹介>

  • maeko / 大阪在住 / 大学生 /参加時のプログラミング経験:3ヶ月
  • sinagaki / 埼玉在住 / 既卒 /参加時のプログラミング経験:3ヶ月
  • yanagi / 東京在住 / 大学生 /参加時のプログラミング経験:1年半

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では最初に、ソニックガーデンキャンプに参加しようと思ったきっかけを教えてください。
maekomaeko
キャンプがあるよというのは、SNSで見かけたと思います。ブログラミングの勉強を自主的に始めて、アプリ開発に興味があったので、夏休みが来るタイミングでちょうどいいなと思って参加しました。
sinagakisinagaki
自分が所属しているプログラミングを勉強するコミュニティで、「こんなのあるみたいだよ」とキャンプについて発信している方がいて、興味を持ちました。現在学んでいるのがC言語なんですが、現場でエンジニアとして働いていく上で、自分が勉強していることがどのくらい役に立つのかを試してみたいという思いがありました。。Railsに触ったことはなかったんですけど、言語うんぬんよりはアプリ開発の経験をしてみたいと思って参加を決めましたね。
yanagiyanagi
キャンプについては、web上で発信している人がいて知りました。参加の決め手は、今までウェブアプリを作ったことがなかったので、実際にアプリ開発をしてみたかったということ。あとは、4週間もあれば、何かしらの成長が見込めるんじゃないのかと考えたのもあります。、チームで開発できることも、魅力的だなと思いました。
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4週間のキャンプを終えて、収穫はありましたか?
maekomaeko
Ruby on Railsについては少し勉強してたんで、部分的には理解していました。、でも実際にアプリを開発してみて初めて、以前はあまり意識できてなかったひとつひとつの機能に対し、「こういうところで使うんや」っていうのがわかりました。それを実際に経験できたのがすごく良かったと思っています。
sinagakisinagaki
一番良かったと思うのは、やっぱりチームで開発する経験を得られたということです。新しく何かを学ぶ時、1人だと途中で挫折してしまうことが多いと思うんですけれども、チームで行うと途中で離脱することもできないですし(笑)。一緒に調べたり、教え合ったりすることができたので、そうやって乗り越えられたのは良かったなと思います。
yanagiyanagi

自分1人だったらなあなあになってしまう部分を、チームでやることによって突き詰めてやれたっていうのがすごく良かったですね。

実装しようと思った時、普段だったら「こんな感じでいけるだろ」って詰めずに何となく作り始めちゃうんですけど、チームで期限がある中だと、そうはいかなくなるじゃないですか。こうしようねって示し合わせたり、もっと良い方法ないのかなって話し合ったり考えたりするやり方が身についたことが良かったと思います。

あと、キャンプが終わった後、街でサービスや製品を見た時に、「裏ではこんなことが起きてるんだろうな」とか、「この作りはこういう仕組みになってるんだろうな」っていうのが想像できるようになったんですね。そういうふうに物の見え方が変わったのも収穫です。

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情報系の学科で勉強されたりしてたんですか??
yanagiyanagi
いえ、特には。物理をやってました。電子とか、半導体とか。
sinagakisinagaki
自分は経済学部に所属しておりました。
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sinagakiさんは、社会人経験がおありとのことですが、就職してプログラミングに興味を持ったのはいつ頃ですか?
sinagakisinagaki
就職して、業務の中でExcelを使ってまして。そこから拡張してVBAとかマクロとかに触れ始めたことで興味を持ちました。今はスクールに通いながら、エンジニアとして転職を目指しております。
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キャンプの中で、印象的なエピソードがありましたら教えてください。
yanagiyanagi
アプリを作る上でのセオリーもあやふやで、右も左もわからないまま作り始めたんですが、完成して振り返った時に、そのセオリーを守って考えればもっと簡単にできるということが実感できたのが印象的でした。メンターの方の一言一言もすごく的確でしたね。
maekomaeko

僕は体調を崩してしまって参加できない期間があり、急遽チームではなくソロで開発することになったんです。

とにかくすぐに何を作るか1人で考えなあかんっていう状況だったんですけど、社員の方が時間を取ってくださって、アイディア出しに付き合ってくださって。いろいろしゃべりながら考えたんですけど、アイディア出しがものすごく上手なんですよ。もうどんどん提案してくださって。プロはアイディア出しからもうこんなすごいんやっていうのも感じたし、何より真摯に対応してくださって嬉しかったです。

sinagakisinagaki
やっぱり自分たちが作ったアプリが最初に動いた時の達成感が印象的です。

開発が始まった段階では、チュートリアルを一周したとはいえ、本当に動く物が作れるのかという不安があったので、それがひとまずちゃんと動いて安心しました(笑)。

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2週間のチュートリアルだけでチーム開発するところまで行けるのはすごいですよね。実際、勉強して、すぐみんなでチームでアプリ開発することは、ハードに感じましたか? 
sinagakisinagaki
ハードはハードなんですけど、インプットしたことをすぐにアウトプットする場が設けられているのは、自分の成長に役立ったと考えています。その流れで良かったと思っています。
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チーム開発してみての感想も聞かせてください。
sinagakisinagaki
1人でプログラミングをしていると、どうしたらいいのかをうまく言語化できないというか、自分の思考があっち行ったりこっち行ったりしてしまうんですけど、それをyanagiがうまくまとめて、いい感じの指針を立ててくれたので、本当に助かりました。
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チームで何かを作ろうとすると、「人に伝える」ということがすごく難しいということが分かりますよね。
sinagakisinagaki
自分たちはNotionで情報共有してたんですけども、「一旦まとめる」ということの大切さを学びました。
yanagiyanagi
チーム開発自体は何回か経験があったんです。なので、今までチーム開発をやってきた中で、「これはやった方がいい」と言われることを積極的に採用して実践できたのが良かったですね。
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 チーム開発でやった方がいいと言われることって、例えばどんなことですか?
yanagiyanagi

やる前に必ずうち合わせしてやることリストをどんどん上げていくとか、定期的に話し合う機会を作るとか、立ち上がりの部分ではどんなに遅くなっても一緒に進めるとかですね。

一番良かったのは、作る前に話し合って、最後までの見通しを立てるところをちゃんと議論できたことです。あらかじめ問題点や、メリット・デメリットを整理してから、2人で選択できたのが良かったなと思っています。

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 コードレビューを受けたと思いますが、いかがでしたか?
yanagiyanagi
基本から丁寧にレビューしていただいたので、気を付けなければいけないところがよくわかりました。あと、コード以外のところですね。考え方とか、やり方も教えていただけたので、すごく勉強になりました。
sinagakisinagaki
今回Ruby on Railsというフレームワークを使ったので、自動的にいろんなファイルを生成してくれるんですけど、そういうファイルについて全く理解をせずに使っていたんですね。そのあたりもしっかりコードレビューで説明していただいて、フレームワークをただ何となく使うんじゃなくて、理解して使うことの大切さを学ぶことができました。最初からあるファイルをそのままにしておくのは良くないと気づきました。
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 「ふりかえり」というソニックガーデンの文化をキャンプでも実践していただいているのですが、こちらの感想をお聞かせください。
maekomaeko
僕は前半2週間はチームでふりかえり、開発では個人でふりかえるという感じでした。チームで進め方を考えて、どうしていくのが最適かを日々更新できたのがすごく良かったと思っています。あと、他のチームのふりかえりを見られたのもよかったですね。参考にしたいところを自分のチームに持って帰ったりして。
sinagakisinagaki
1人で勉強していると、自分では理解したつもりになっていても、おろそかになってしまってる、崩れてしまってる部分が多いんです。ふりかえりをすることで、キャンプを通して学んだことが自分の中でしっかり定着したと思っています。
yanagiyanagi
毎日強制的にふりかえるタイミングが必ずあるのは、やったことを思い出すという意味で良かったなと思います。午前中にやったことでも、1日の終わりにはもう忘れてしまってる、ということもあったので…。あと、チームでちゃんと時間を取ってふりかえることによって、ふりかえりとは直接関係ない会話も活発になったのが良かったですね。例えば、次やりたいことだったり、今不十分な部分の確認みたいな話も生まれて、ふりかえりの時間を取ること自体にすごくメリットがあると感じました。
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最後に、これからソニックガーデンキャンプに参加する人、参加を迷っている人に向けて、メッセージをお願いします。
sinagakisinagaki
キャンプへの参加を迷ってる方は、自分のレベルがキャンプに合ってるか不安、という方が多いと思うんですよ。でも、本当に初心者で参加したとしても、意外とチュートリアルを2週間詰め込むことで、動くアプリを作れるレベルまで到達できるので、ぜひ積極的に参加してほしいと思います。
yanagiyanagi
4週間、密度高く取り組めると思うので、どんなレベルの方でも大きな成長を得られることは間違いないと思います。おすすめです!
maekomaeko
4週間という長い期間、プログラムに集中して取り組んだり、現役プログラマの方に直接見てもらえることはなかなかないと思います。もう本当にメンターの方々すごいんで、絶対に良い刺激になることは間違いありません。あと、プログラミングをやったことがない人でも、経験があるという人でも、キャンプを通して学べることが必ずあるので、さらに高みへいくための通過点にもなります。とてもおすすめです。ぜひ!
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皆さん、ありがとうございました!

(文 / インタビュアー・土佐 光見)

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