「第4回ソニックガーデンキャンプ」の参加者13名をグループ別にインタビューするこの企画。
2回目となる今回も、3名の方にお話を伺いました。
ほぼ初学者であったtajiさん、nayuさん、yamaさん。それぞれの思いで飛び込んだキャンプでは、技術はもちろん、技術以外にも大きな学びを得たそうです。同じようで少しずつ違うその学びや、キャンプの雰囲気や衝撃をうけたメンターとの出会いなどについて、たくさんお話しいただいています。
<参加者紹介>
- taji/ 東京在住 / 大学生 /参加時のプログラミング経験:1年半
- nayu/ 東京在住 / 大学生 /参加時のプログラミング経験:1年
- yama / 千葉在住 / 大学生 /参加時のプログラミング経験:1年
もともと、HTMLやCSSを使ってwebサイトを作ったりはしていたのですが、アプリ開発の経験はありませんでした。アプリ開発をしたくてハッカソンに参加したこともありますが、期間が短いですし、キャンプみたいにメンターがつくわけでもないので、結局どう作ったらいいのかがわからなくて迷子になってしまいまして…。
そんなこともあってアプリ開発にハードルを感じていたので、メンターもつくキャンプで成長できたらいいなと思って参加しました。
僕はどちらかというと他者とのコミュニケーションが苦手な方なんですけど、チーム開発するとなると、思った以上にコミュニケーションを正確に取ることが重要だったので、その機会が豊富だったのも良かったと思っています。
実はこれまでは、エンジニアにとってコミュニケーションはそこまで重要じゃないと思ってたんです。でもアプリを作る段階で、アイディアの完成図はどこまでなのかとか、コードにどう統一感を持たせるかとか、とにかく共有しなければならないことが多くて。私は言語化するのが苦手なんですけど、チームで開発する以上は、進捗とか、エラーとか、とにかく言葉にしてコミュニケーションを取らなければならなかったので、すごく練習になったと思っています。
学び方の部分では、学習時間をより効率的に、有意義にするための方法が学べたと思っています。今回はRailsチュートリアルを2週間という短い期間で完走しないといけなかったので、とにかく走り切るための取捨選択を学べました。
あとは、ふりかえりですね。私はふりかえりに時間がかかってしまい、いつも最後まで残って書いてたんです。でも、その日の自分の行動やチームで起こったことを客観的に評価して、次につなげるためにはどうすればいいのか考えることで、明日何をすればいいのかが決まるし、そのおかげでモチベーションを維持できたんだなと思っています。
実際にやってみて、タスクばらしは、仕事だけじゃない、それこそ生きる上でいろんなことに使えそうだと思いました。極端ですけど、恋愛とか、自分磨きとか、ダイエットでもいい。大きな問題に対してどう渡りをつけるかというところで、問題を小さくして考えるというのには衝撃を受けました。
あとは、ものをつくるということ自体が、自分が成長するためには効果的なプロセスなんだなということに気付きました。モチベーションにもなりますし、作っていく過程で未知の技術にもぶつかるので、乗り越えるのに力がつきますし。成長したければものをつくるのが一番早いんだなと実感しました。
コードレビューやエラー解決のときに、考えていることを言葉で話しながら画面を操作してくださるんですけど、それが非常に視覚的に効果的な伝え方で、「本物のすごい人はこうやって考えるんだ」っていうのを生で見てしまった!と思いました。すごく印象に残ってます。これがてっぺんにいる人なんだなって…。
新しい機能を作るとき、いきなり作り始めるのではなくて、まずいくつかのタスクに分けることで、こんなに効率が上がるんだなと実感できました。チームでドキュメントを共有して、一つずつタスクを考えていったんですけど、そういう経験は初めてで、本当に印象的です。tajiのいうように、日常生活でも応用できる考え方だとも思いました。
ソニックガーデンの社員さんもいらっしゃるのでものすごく緊張してしまって。スライド作るにしても、どこまでユーモアを入れていいのかさえ分からなかったんですけど、皆さんチャットで盛り上げてくださったりして、「あ、こんなに自由でいいんだ」って、自分の中で衝撃的でした。ソニックガーデンの文化なのかもしれませんが、社員も何も関係なくフラットに接してくださる雰囲気が、すごくいいなと思いました。この雰囲気があるから、開発中もコミュニケーションが取りやすかったのかもしれません。
以前のチーム開発では、あまり技術的にコミットできなかったので、どうやって進めていいか分からなくてなかなか作業が進まなかったりっていうことが多かったんです。でも今回は、チームの中に入社1年目のソニックガーデンメンバーの方がいて、その方がかなり引っ張ってくださったので、スムーズに開発をするには何が重要なのかよく分かりましたし、勉強になりました。
あと、ここでもコミュニケーションを取ることが大事なんだなと実感しましたね。自分の状況を正確に他の人に伝える技術をもっと磨きたいです。
あと、皆さんとにかく優しかった。「これ、分かんないです!」ってすぐ言える雰囲気がありがたかったですね。
あと、書き方についても、ただ実装して機能が動いていればいいわけではなくて、チームの中でコードをよりきれいに書くためのまとめ方みたいなものも学べました。
Rubyもアプリ開発もまったく初心者であっても、Railsの基礎からチームでの開発まで手厚くサポートしていただけるので、挫折せずにスキルを身につけることができると思います。アプリ開発を通して、プロの方のアドバイスを学べるというのもとても良い環境でした。もし迷っているなら、ぜひ参加をおすすめします。
初学者にとってすごく整った環境です。メンターがサポートしてくれますし、チームで助け合いながら作業を進めるので、いざとなれば頼れる人がいるっていうのも心強いところですね。なので、やる気とコミュニケーション力があれば、技術は後からついてきます。意外となんとかなります!
(文 / インタビュアー・土佐 光見)
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