「第4回ソニックガーデンキャンプ」の参加者13名をグループ別にインタビューするこの企画。3回目となる今回は、4名の方が参加し、いつもよりちょっと賑やかな回となりました。
参加者のほとんどが初学者であるソニックガーデンキャンプですが、その中でも、より学ぶことへのとまどいや、習得の喜びをよく表現してくださったグループでした。
大変だけど楽しい、得るものが大きいのがソニックガーデンキャンプ。それがよりよく伝わる座談会です!
<参加者紹介>
- L/ 神奈川在住 / 既卒 /参加時のプログラミング経験:1ヶ月未満
- yasuo/ 千葉在住 / 既卒 /参加時のプログラミング経験:1年
- kiji / 大阪在住 / 既卒 /参加時のプログラミング経験:2年
- sanaryu/ 千葉在住 / 既卒 /参加時のプログラミング経験:3年
それをきっかけに、6月ぐらいから毎週月曜日にソニックガーデンさんが行っていたもくもく会(※)にも参加するようになりました。スクールともくもく会、双方でいろいろ教えていただいて、それがすごく勉強になって、もっと教えてもらいたいと思ってキャンプにも参加することにしました。
※…現在は、「Under30自習室」として毎週水曜に実施
あと、個人的にソニックガーデンに所属する伊藤さんのチェリー本を持っていたので(笑)。この方のいる会社がやっていることなら面白いに違いないと思いました。
そこでソニックガーデンの社長・倉貫さんが書いた記事がヒットして、「少しでも成長したいと思うなら、キャンプに応募してみてください」って書いてあったんですよ。あーもう絶対行くしかない!と思いました(笑)。
だからもっとちゃんとプログラムを勉強したかったんです。仕事する上での武器になるくらいに。
あとは、個人でしか開発したことなかったんで、チームで認識を揃えながらひとつのものを開発するというのが、すごく良い経験だったと思います。
あとは、自分の苦手な分野がはっきりしたっていうところですね。フロント部分なんですけど(笑)。苦手がはっきりすると、この後どうすればいいのかも考えられるので、自覚できて良かったと思ってます。
キャンプ前は、本当にどうしていいかわからなかったので…。道筋がまったく見えず、すごく遠回りをしている気分だったんですけど、キャンプに参加したことで、ひとつひとつがどこへつながっているのかがわかりました。本当に大きな収穫だと思っています。
どうすればここまでできるんだとか、ひとつひとつの作業にはどのくらい時間がかかるとか、手を動かして初めて実感できることが本当に多かったですね。これはしておくべき経験でした。
では続けて、キャンプ中、特に印象的なエピソードがあったら教えてください。
でもキャンプでは本当にずっと一緒にやるスタイルだったんで、それ自体もすごく印象的です。特に僕はkijiさんと同じチームで、彼はめちゃくちゃしゃべってくれる方だったんで(笑)。個人的な話も開発の話も両方しながら作業するの、楽しかったです。
思いがけないコミュニケーションの多さと、そこにも楽しさがあるというのがすごく印象的でした。
それも別に「残業」じゃなくて、楽しいからそのまま残ってたんですよね。それが印象的です。
ただみんなで話してるだけでも、「その考えなかった!」っていう気づきが出てくるんです。スクールでは、実際の開発までは至らなかったので、1から全部作ることの大変さとか、達成感も格別でした。
本当に2週間みっちり顔を合わせてやるというのは、ここでしかできない経験でしたね。すごい貴重だなって感じました。
その反面、もっと自分がいろんなことを理解していて、自分からもっと意見を言ったり行動したりができていたら、また違う楽しさがあったんじゃないかなとも思っています。全然チームに貢献できなかったというわけではないんですが、そういうもどかしさもありました。
学べること、学びたいこと、もっと整理して吸収したいことがとにかく多くて、あたふたすることに時間を使ってしまったのが心残りです。
僕自身、コミュニケーションを苦としない、めっちゃしゃべるタイプなんで、チーム開発でよかったなと思いました。1人で開発をやってると、退屈しちゃう時もあるんですよね。
僕のような初学者の質問に対しても、細やかに説明してくださって、すごくありがたかったです。
細かいミスに関してもそうですが、コードを書く上での理念というか、心構えみたいなものまで教えてもらえて、今後の自分の指針になりました。
ひとつのアクションのためにも、人によってアプローチの仕方が全然違うんですよね。だから設計だって当然変わってくる。そんなことさえ想像してなかったので、レビューを受けることでそれを発見できたという感じです。
同時にどんなベテランでもあらゆるコードを全て記憶しているわけじゃないということがわかって、安心しました。レビューして、こうしたら良くなりそうだけどっていう道筋のようなものはぱっと見えるけど、具体的なコードは検索なさることもあったので。
ある程度暗記みたいなものが必要かもしれないって、気負っている自分がいたので、そんなことする必要はないということがわかって良かったです。
いろんなことに活かせる方法ですし、タスクばらしの知識は大きな財産になると思います。一方、ふりかえりは苦手で…。人よりも時間がかかっていました。
今思えば、僕は総括に注目し過ぎていて、目の前のわからないこと、できなかったこと、それをどうすればいいのかとか、もっとひとつひとつにフォーカスして考えれば良かったよな…と反省しています。
「昨日こんなことふりかえったよね」っていうのを確認しないと、その日の行動にちゃんとふりかえりが反映されないんですよね。ふりかえりと同時に、ふりかえりのふりかえりをやる意義を新たに学びました。
でもソニックガーデンのメンバーにフォローしてもらって、徐々に慣れたという感じでした。多分、僕は言語化が苦手なんです。ふりかえりは、すごく技術がいることだと思います。
仕事する上では本当に大事だと思うので、頑張らなきゃいけないところなんですけども…。
確かに長いですけど、そこは勇気を持って参加してみてください。
最終的には技術を習得するには最短ルートだったんだなと思えますので。
キャンプはその機会を提供してくれて、しかもこの4週間だけじゃなくて、今後も一緒に勉強していける仲間を作ることができます。
もし参加してなかったら、僕は後悔してたなと思います。ぜひ一歩踏み出してください!
参加すれば、これから自分がどう勉強していけばいいのかが明確になります。僕は、Railsチュートリアルから、もうわからなさすぎて嫌いになりそうだったんですけど(笑)、キャンプで4週間過ごしたらちゃんと読み方がわかるようになりました。
とりあえず飛び込んでみて、すごく大きなものが返ってきたなと僕は感じたので、ぜひ参加してください。
チームで仲間と触れ合って開発するという体験は、勉強効率が全然違うので。
「やらない」ための明確な理由がないなら、ぜひ、ご参加ください。とても楽しいので!
(文 / インタビュアー・土佐 光見)
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